避難所開設後、早期にマンホールトイレを使えるように、さまざまな方法を考えていることをお伝えしました。
ただ、井戸以外の水利用も決して万全な策とはいえません。震災で火事が起これば、プールや防火水槽の水は初期消火のために使われてしまう可能性もあるからです。
防火水槽は当然ですが、プールの水も火災があれば消火のために使用されることになっており、実際にその消火栓も校舎の北側に設置されています。
マンホールトイレそのものが地震の壊れる可能性もゼロではありません。
そこで、以前お伝えした「簡易トイレ」の併用を避難所でも考えざるを得ないと思っています。これは洋式便器でも、マンホールトイレ用に準備されている座椅子型便器でも使えます。
簡易トイレ(消臭剤付きのビニール袋)は小学校にもある程度は確保してありますが、避難してくるであろう人の数を考えればとても足りません。ぜひ、皆さんのご家庭でも少し多めに備蓄をお願いできないかと願う次第です。
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