2021年2月13日の地震に驚かれた方も多いと思います。東京は避難するほどの揺れではありませんでしたが、避難のことが頭に浮かんだ方もいるのではないでしょうか。
前回は町会が「在宅避難」を推奨していることをお知らせしました。
では、どうして在宅避難を推奨するのか。避難所の収容人数に限りがある、という理由とは別の側面から説明します。
避難所になる小学校はそこで寝泊まりするようには作られていません。体育館は清潔ではありませんし、地震後は備わっているトイレも使えなくなる可能性さえあります。過酷な環境になるのです。
また、不特定多数の人たちと一緒に暮らすことは精神的にも極めて厳しい環境と言わざるを得ません。
いずれ言及しますがペットと一緒に暮らすことも難しいのです。
たとえ水道や電気、ガスが止まっていても災害後も住み慣れた自宅で暮らすことの方が、本当は良いのです。
では「在宅避難」をするためにはどうすればいいか。次回は、「備蓄編」をお送りします。
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